エコ発電機

びわ湖環境ビジネスメッセで発表しました。
(10月22日~24日 長浜ドーム)


この装置が広く普及すれば無駄な発電を抑制し、電気代が大幅に削減されます。

:深夜電力を増幅してバッテリーに蓄電しておいて、昼間に効率よく使う事を目指しています。
揚水型水力発電の発想です。

:ご使用中のコンセントに繫ぐだけです。

:コンビニ スーパー オフィスビル 工場 病院 一般家庭等の電力を削減します。

原発事故以降、電力各社は、化石燃料等の既存燃料による電力の安定供給に移行せざるを得なくなり、その過程で計画停電などを実施させて対応して来ましたが、ピーク時には綱渡り状態で凌いでいます。
そもそも燃焼熱で作った蒸気タービン発電は、電力需要に合わせて、出力をタイムリーに調整させることには不向きであり、電力ピークプラスアルファの能力を常に確保しなければなりませんが必要以上に発電してしまった大きな余剰電力は備蓄出来ません。
現代社会では消費ピークと深夜の小消費時間帯との落差が大きくなっています。
従来行われている対策は深夜電力を使用して貯湯するものが主流でしたが、近年小規模な蓄電装置に蓄電し昼間に使用して電力消費ピークに関係しないようにすることが行われるようになりました。
ソーラパネルによる電力買取も同様な意味合いでピーク抑制に繋がっていますが、平均日照は三分の二程しか見込めない我が国では、電力消費ピーク対応策としては、天候に左右され確実な電力とは言えないのが事実です。風力も同様です。
しかし、この装置が普及すれば電力会社は無駄に発電された電力が有効に使え、電力消費ピークが低く抑えられます
この事はエネルギーの効率的運用となり二酸化炭素の排出削減にも大きく貢献します。

しかし、現段階で最も理想である小規模蓄電装置にはそれぞれの問題がありました。

1 蓄電池が大型で重量がある。小型の高効率蓄電池は非常に高価である

2 蓄電池には期間的、使用回数的な製品寿命がある

3 装置自体の大きさがあり、設置場所が無ければ利用できない

4 充電エネルギーと放電エネルギーの充放電差が大きくロスが多い 等々

弊社では、これらの問題を解決し将来展開されるであろうスマートグリッドにも対応させた次世代パワーブースターを開発しました。

1 余剰電力がある深夜帯に蓄電を行う

2 蓄電機へのエネルギーと蓄電装置から放電させるエネルギーの充放電ロスを無くす

3 放電ネルギーをパワーブースターを使用する事で要求する消費電力総量を低減させる

4 震災、災害時に安定供給電源としても利用出来る

5 本装置導入により運用コストがコストダウンできる

6 電力消費ピークが低減できる事で、電力会社の運用に余剰が生まれ、最終的に電力料金が安価にできる

7 ネットワークを利用する事で、運用機器の状態が常時管理できるので早々の整備対応が可能です

8 地域の電力が足りない場合にスマートグリットを利用して保有エネルギーを供給することが出来る等が開発のコンセプトです。

実際の運用や、多方面への活用など対応させなければならない事はありますが、この機会に公開できる事に感謝申し上げます。